5 糖鎖アレイ

糖鎖アレイは、糖鎖と生体分子との相互作用等を調べるための実験です。様々な糖鎖が固定化されたガラスやプラスチック基板の上に、調べたい生体分子を反応させ、蛍光標識を利用して確認します。ウイルスや毒素のレセプターとなる糖鎖の探索等に有用です。

それでは、ABO血液型で例をあげてみましょう。

もし、基板にABO型の糖鎖を固定化させたキットを使用し、あるウイルスを反応させたとき、A型の糖鎖にのみ結合した場合、B型とO型の人にそのウイルスは感染しないということになります。反対に、A型の糖鎖をよく調査すればそのウイルスとの関連性をピンポイントに調べることができるというわけです。また、その結合を利用して、薬の開発にも役立ちます。